良い事ばかりじゃない!!ナンパ師の苦悩と一番の喜び

楽しくも辛いナンパの道

ナンパを長く続けていくと色々な場面に遭遇するもので、そこには様々な人生のドラマがあり、複雑な人間模様が存在する。

恋愛をするのは人生を2度生きる事、という深く難解な言葉を以前人から聞かされたが、結局ナンパというもはそういうカオスの如き人間の生活の中で最も楽しく、悦び深く、醜悪で、危険で、深遠で単純でもある男女の愛という行為に積極的に関わるという事であり、常にそういう位置に立って行動しているナンパ師達はその分他人よりもドラマチックでエキサイティングな世界を経験してきていると言えるのだ。

睡眠や食事と違い、別に恋愛をしなくとも生きて行く事は出来るが、それではあまりにも無味乾燥で、何よりも人生の精彩に欠けてしまう。

それでも僕はナンパを続ける

ナンパが嫌になる時もたまにはある。

人生が常にいい事ばかりではないのと同様に、ナンパも恋愛も常にいい事ばかりではないものだ。

というよりもむしろ、自分からわざわざ厄介な事に身を投じていくようなものですらある、と僕は思う時がある。

全くモテない男達がナンパで最初に味わうのは恥辱、屈辱、挫折感であり、これから始まるのは正に試練とも言えるような茨の道なのだ。

そういう面倒な事柄に関わらなくとも恋愛抜きで人間は生きていく事は出来る。

だがそれだと、ひとたびナンパが出来るようになれた時の喜びや達成感というものは永遠に味わう事が出来ない。

僕がナンパの達人になれて嬉しかったのは今まで女を何人落としたとか、飛び切りの美女と一夜を共に過ごす事が出来たとかそういうことではなくて、過去まるでモテなかった情けない男が遂にここまでなれたのだという自分の成長であり、敢えて困難な事に挑戦する為にそこへ身を投じた勇気やチャレンジ精神、何とか状況を変える為に色々と自分なりに行った創意工夫、そして今まで途中で逃げずにやってこれた頑張りと達成感、つまりは己の内面の変化の部分についてなのだ。

向こうから誘ってくる女

自分が以前よりも成長出来た、という実感は周りにも変化をもたらす事がある。

最初のうちは女に全く見向きもされないようであっても、君が男として魅力的に成長していくと状況は一変してくるものだ。

はっきり言って、自分好みでない相手としなくてはならないようなシチュエーションに突入してしまうようなケースもしばしばある。

昔は自分から女を誘ってばかりいたのに、今度は女から誘われるようになってしまう。

そんな状況でも自分の行動には責任を持ってスマートに対応する事がナンパ師には求められる。

恐怖!!いかさまジャンケン女

以前、知り合いの女とバーで酒を飲んだ後に一緒に帰っていると、ホテル街の近くに差し掛かった途端に相手の歩く速さが急激に落ちるようになった。

まるで国会議員がよくやる牛歩戦術の如きの歩きっぷりは、あからさまな彼女のOKサインなのだが、その頃の僕は相当ナンパ慣れしていて毎日のように誰かの相手をしていたような感じだったから、その日ことさら彼女とそういう関係が持ちたかった訳ではなかった。

というよりもざっくばらんに言ってしまえば、全然好みのタイプではなかったので正直どうこの状況を切り抜けるか考えていたのであったが、しかしこの時ばかりは彼女も引かない。

しばらくやりとりがあった後、それじゃあジャンケンで僕が勝ったらOKしてくれるという変な流れになったので、上手く負ける事を祈りつつ僕は徐にパーを出した。

彼女はチョキだった。

男は頑張らねばならない悲しい生き物

結果、僕はジャンケンで彼女に負けたのでこれで解放されると思い、正直ほっとしていたのも束の間、「しょーがないから、今日は特別に私が負けた事にしてあげる。」と言ってきた。

こうなってはもう仕方がないので、コンビニでレッドブルを買い、そのまま手近のホテルにIN。

相手がシャワーを浴びている間に僕は室内のAVを観て必死に自分のリビドーを高め、何とか上手くその場を凌ぐ事が出来たのだが、ナンパを続けていくと似たようなケースに遭う事もあるかと思う。

ただの行きずりの女であればここまでしないものだが、毎晩のお勤めを渋々果たす旦那の如く、男には頑張らなければならない場合もあるが、それでも気まずい雰囲気のままお互い嫌な気分で終わらず円満に解決出来るというのも大人の行動として必要なのだ。

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